薪割りの際に何を使って割ってますか?
薪に種類があるって知っていますか?
『斧?鉈?』
『どっちがいいの?』
『よく聞く針葉樹、広葉樹ってどう違う?』
一口に薪、焚き火といっても色々ありますよね。
今回はその問題を自分なりに調べてみましたよ!
針葉樹と広葉樹
針葉樹とは?

針葉樹とは名前の通り針のように尖っている葉をもつ木のことを差します。
育つ時は上に上に伸びるように育っていき、年輪も綺麗にくっきりと確認することができます。
そのため、薪割り時も綺麗に割れやすいです。
木自体が軽く、油分を多く含んでいるので着火剤や焚きつけに向いていますが、よく燃えるために長時間燃焼させる薪ストーブなどには向いていません。
スギ、ヒノキ、マツ等が針葉樹です。
広葉樹とは?

広葉樹は広がるように平べったい葉をもつ木のことです。
広葉樹は成長する時に横に横に成長します、年輪は色々なものがあります。
針葉樹と比べると重く、着火はしにくいのですが一度燃えると長く燃えてくれますので薪ストーブ使用時は広葉樹がオススメです。
逆に火がつきにくいので着火剤には向いていません。
薪割り時も硬く、斧がないとしんどいと思います。
ナラ、サクラ、ケヤキ等が広葉樹です。
- 針葉樹は軽く燃えやすいので着火剤向き
- 広葉樹は重く燃えにくいが、長時間燃えてくれる
斧と鉈
斧

焚き火をするときにキャンプ場で購入した薪をそのまま燃やそうとしてもなかなか燃えません。
着火しやすくするために薪を細くする必要があり、その際に楽に薪を割ることができるのが斧です。
我が家はナイフでバトニングしていたのですが、刃こぼれがすごいためそろそろ斧の購入を決意。
先端の刃部分にある程度重さのある方が割りやすいです。
大体400g~1500gくらいですかね。
長さも40センチ前後がいいでしょう。
こちらはyoutuberのヒロシさんも使用していたものです。
革製のカバーも付属しているので安心ですね。
しっかりしたものが安く欲しいという方にぴったりなため、非常に人気が高く定番の斧です。
迷ったらハスクバーナにしておきましょう。
初心者でも扱いやすいです。
鉈

鉈も薪を割ることはできるのですが、大きいものや広葉樹を割るのには向いていません。
どちらかというと枝を払ったり、フェザースティックを作ったりといった細かい作業がメインになってきます。
鉈にも種類があり、『剣鉈』『腰鉈』の2種類です。
- 『剣鉈』
先が尖っていてナイフのようになっているもの - 『腰鉈』
刃の部分が長方形になっており、アウトドアで使用するならこちらです。
大体600g前後がオススメの重量です。
まとめ

キャンプ場で買う薪は針葉樹、広葉樹が混ざっている場合があります。
その時に鉈だと割れない可能性があるので我が家は斧にしようと思っています。
もしキャンプ場で薪の種類を選べるなら、慣れないうちは『針葉樹』にしましょう。
その方が焚き火を楽しく過ごすことができます。
薪のサイズを大→中にする時は斧。
中→小にする時は鉈。
といったイメージですかね。
我が家にはモーラナイフがあるので、中→小にする時はナイフでバトニングです。
斧も鉈も、刃を研いだり持ち手の部分にオイルを塗ったりしてきっちりメンテナンスをして長く愛用していきましょう。