キャンプ時のリビングルームを作ってくれ、夏の暑い日差しをカットし素敵なまったり時間を作ることができるタープ。
我が家は2ルームテントだったため必要なかったのですが、ゼクーに変えたのでタープも購入を決意。
『種類がありすぎてよくわからない、、』
となってしまったのでタープの種類や形などを自分の復習の意味でも紹介していきます。
素材
主にポリエステル素材とtc(ポリコットン)素材の2種類があります。
tc(ポリコットン)素材

tc(ポリコットン)素材とは、ポリエステルとコットンの混合素材のことです。
基本的にポリエステル65%コットン35%の割合が多いです。
この写真は100%コットンですが、このような風合いに近いです。
tc素材の特徴
- 生地が分厚いため、夏には濃い影ができ涼しい
- 冬は暖かい空気を逃しにくい
- 難燃素材のためタープ 下で焚き火ができる
- 撥水加工はしてあるが雨には弱いので濡れたまま保管するとカビが生えやすい
- ポリエステルに比べると重い
- 風合いがお洒落
燃えにくいが絶対に燃えないわけではなく、燃え広がりにくいということなのでタープに燃え移らないように気をつけましょう。
ポリエステル素材

ポリエステル生地は一般的にテントやタープでよく使われている生地です。
雨に濡れても乾きが早く、値段も安いものはポリエステルが多いです。
ポリエステル生地の特徴
- 雨に強い
- 安いものが多い
- 軽い
- 手入れも簡単で扱いやすい
- 火に弱く焚き火の火が飛んだりするとすぐに穴が開く
値段も手頃なので初めはポリエステル素材でも十分だと思います。
形
タープには形が何種類かあります。
そのうち代表的なものを紹介します。
ヘキサゴンタープ

ヘキサゴンとは六角形を表しており、2本のポールで自立させ4本のガイロープで固定しているタープです。
ヘキサタープは設営が比較的簡単で開放感があります。
しかし屋根が六角形なので影部分(有効面積)が少し狭いです。
レクタタープ

レクタタープは『スクエアタープ』とも呼ばれます。
四角形のためヘキサタープに比べると影部分が多く有効面積も広いです。
実はアレンジ性が高く、いろいろな張り方ができます。
しかしヘキサタープに比べると設営に少し時間がかかります。
自立式タープ

フレームと一緒になっており、設営は素早くできて簡単ですがその分収納時にはコンパクトになりません。
スクリーンタープ

シェルターのようになっており、タープというよりシェルターに近いです。
側面がメッシュ生地になっているので虫対策もできます。
サイズ

大人数のグルキャンや、2家族以上でキャンプをする場合はレクタタープがオススメです。
影の面積が多くリビングスペースが広いためです。
逆に4人くらいまでのキャンプでしたらヘキサでもスペースは確保できると思います。
もちろんレクタタープもありです。
タープによっては屋根自体のサイズもたくさん展開しているメーカーもあるのでそちらを目安に考えてみてもいいですね。
高さは別売のタープポールがありますので後からでも調整できます。
まとめ

雨や日陰から守ってくれるタープ。
夏のキャンプを快適に過ごすなら必需品です。
初めてのファミキャンでタープを買うなら、tc(ポリコットン)素材のヘキサタープなんかがいいのではないでしょうか?
長く使いたいのであればアレンジの効くレクタでもいいかもしれません。
ポールや自在ロープが別売のものもありますので気をつけてください。